M11ドラフト　何を取る？　初手

2010年7月21日 TCG全般

前回のパックの内容

レア
復讐に燃えたアルコン
アンコモン
墓場からの復活
火の玉
不死の霊薬
コモン
目潰しの魔道士
力強い跳躍
雲の十字軍
占いフクロウ
否認
暗殺
血の座の吸血鬼
扇動
ガラクの仲間
巨大化

さて１パック目の初手です。
まあ、緑の２枚は初手ではさすがに弱いのでパス。青の２枚も初手では厳しいのでパス。黒は若干《暗殺》に可能性がある程度。というわけでこのパックは《火の玉》か白いカードのどれかにするということになります。
白のカードの中では《復讐に燃えたアルコン》のカードパワーが一番高くこのパックは実質２択。ただ《復讐に燃えたアルコン》は除去されなければほぼ勝ちと同意義のカードなのですがトリプルシンボルと７マナと重いのは若干ネック。シールドでこのパックを引いたのなら喜んで白をやるでしょうが（もちろんほかとの兼ね合いにもよります。）今回はドラフト、シールドより強いデッキができやすくテンポも取られやすい。出される前に決着がついたり、出ても返しのターンでチャンプブロックをしなければならない状況になりやすく《反逆の行動》される可能性もコモンになったためあがっています。今挙げた理由のいくつかは私個人のプレイングも影響してますが、（チャンプブロックて書いたけどこの環境7/7を超えるサイズはほどんどいませんね）。
　ただ、今回《火の玉》よりも《復讐に燃えたアルコン》を避けたい理由はカードの強さよりもパックの内容によるところのほうが大きいです。このパックの白いカードすべてデッキに入る強さを持ったカードなので２週目の逆周りのときに白いカードが期待しにくい。トリプルシンボルの爆弾カードを持ちながら明らかに違う色もある程度取りにいかなければならなくなります。この場合はさすがに左隣は赤に行く可能性が高いとは思いますが。
　一方で《火の玉》を取った場合このパックから赤に入る人はさすがにいないでしょう。そして白いカードを取り合いしてもらい。返しの赤いカードは期待しやすい。白緑の組み合わせはシステムクリーチャーを除去できないので敬遠されがちなのでこのときに理想形としては緑赤のデッキをみながら最悪３色目のタッチカラーとして使うことも考慮に入れながら《火の玉》をピックします。

　ふー。１枚目のピックについて書いただけなのに長くなった。ただここに挙げたのは私個人ならこうすると書いただけなので絶対の正解を挙げたわけではありません。

　もし《復讐に燃えたアルコン》をピックした場合は相手のテンポに負けないために白青のフライングビートのデッキを目指すピックをして、《復讐に燃えたアルコン》を守るためと引かない間に負けるのを防ぐためにカウンターとドローサポートの得点を上げて取りにいく方針かな。